Q:彼氏と付き合った最初の頃は、すごく幸せでした。 しかしコロナの関係で離れ離れになることが多くなり、次第に価値観の相違に気づき、それが不安になってきました。 もっとコミュニケーションをとって慰めてほしいのですが、彼は言葉が下手なのです。 彼と仲直りしてもらうためには、どんな種を蒔けばいいのでしょうか?
A:あなたのリレーションシップの種はどんどん減っていくのです。
問題を解決するには、その問題を一つ一つのパーツに分解し、並べ替えてみることです。そうすることで、一番解決したいこと、一番実現したいことが見えてきます。
あなたは、幸せな頃の二人に再び戻りたいと思っているかもしれません。しかしその前に、なぜ今の関係が破綻しているのかを理解する必要があります。
『愛のカルマ』では、完璧なリレーションシップを望むなら「スターバックス4ステップ」を通じて、定期的に老人ホームへ訪ねて、孤独な年配の方に付きそうことで、リレーションシップの種を蒔くことができる、と言われています。
この貴重なリレーションシップの種は、人生のパートナーに出会うことで少しずつ減っていくのです。
このような状況は、種が入った銀行口座を持っているようなものです。
老人ホームに行って孤独な年配の方と一緒に過ごすと、預金額がどんどん上がっていきます。しかし、理想の相手に出会うと、せっかく植えたリレーションシップの種が一気に消費されてしまうのです。
一旦、預金残高が完全に消費されてしまうと、二人の関係も徐々に倦怠期にはいり、冷戦、そして大喧嘩、あるいは破局や離婚に向かうことになるでしょう。
種の銀行口座に入っている預金を減らしたくないのであれば、種を増やすために何ができるかを考える必要があります。
ですから、種を再投資する必要があり、リレーションシップの種を植え続けなければなりません。
それだけでなく、パートナーと一緒に老人ホームに行き、リレーションシップの種を蒔くことも重要です。
もうひとつ、日常生活で気をつけるべきことは、他人の人間関係を壊したり邪魔したりするような種をまいていないかを省みることです。これは非常に悪い種です。
他人の秘密をばらしたり、陰で悪口を言ったりすることや、同僚に上司の愚痴を言って、上司に対する印象を悪くさせるなど、これらはすべて悪い種です。
それとは真逆に、人々を仲良くさせる、より良い関係を持つような種を蒔く必要があるのです。
例えば、皆で食事に行ったとき、何気なく席合わせをすることがありますが、カップルは隣同士にという配慮を忘れ、違う席に誘導してしまうこともあるかもしれません。
しかし、そこに気づき、カップルを一緒に座らせることで、良い種を蒔くことができるのです。
そうすることで、食事中も楽しく過ごすことができ、お互いの距離を縮めることができます。
「始まらなければ終わりもない」という言葉があります。 恋に落ちなければ、心が痛むほどの結末に直面することはない、というような考えを持っている人は少なくありません。 しかし、「完璧なリレーションシップはどこから来るのか」を知っていれば、失敗することを恐れて、なかなか恋を始められないような恐怖の必要はないのです。種の銀行口座に常にたくさんのいい種を貯金して置けば良いですよ。
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