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執筆者の写真メンタルシード事務局

お客様に電話するとき、とても緊張するのですが、どうすれば克服できますか?



Q:私は営業マンで、見込み客と電話で話すときはいつも緊張してしまうのですが、どんな種を使えば緊張を和らげることができるでしょうか?
A:取り敢えず、電話する前に一息ついてください。ゲシェ先生の師匠は、貧しい国の人たちのためにお金を集めるチャリティーイベントに行くことを勧めていたそうです。 ゲシェ先生がエレベーターのボタンを押す時に、指が震えていたのを覚えています。この人たちと、どうやって話そうかと緊張していました。 その時、 エレベーターの扉の前で立ち止まり、ここに来た目的について、自分に問いかけました。そして「人の役に立ちたい」という答えが得られました。 その瞬間、緊張が解けたそうです。

 人の役に立ちたいという思いがあれば、緊張をある程度和らげることができるのです。 緊張しているときは、「なぜいま緊張しているのか」を自分に問いかけてみてください。


  自分が緊張するということは、過去に誰かを緊張させたことがあり、その結果が今出ているのだと思います。 緊張の裏には何らかの恐怖があり、その恐怖の正体がわかれば、緊張を取り除くための種を蒔くことができるのです。


より多くの人を励ましましょう!

 ゲシェ先生は20歳の時、古代文献を翻訳するプロジェクトに携わりました。

彼はテレビ局に電話した際、緊張しすぎて何もしゃべれなくなり、失敗したことがあります。当時の彼は、すごく悔しくて、「自分を緊張させない種はどんな種でしょうか」と師匠に相談をしました。

 師匠は、「一日中、自信がなさそうな人を探してみてください」と答えました。 カフェの店員さんを見かけたら、励ましてあげてください。 自信がなくて緊張している人を見つけて、「よく頑張りましたね!」と声をかけてあげましょう。このわずかな言葉が、あなたの将来の緊張感を破壊するほど、非常に強力な種を蒔くことができるのです。


 相手がうまくできていないときに、わざわざ褒めなくてもいいです。

人を励ますために嘘をつかないことも大事です。 周りの人を励ますために、カフェの店員に「すごく美味しい、ありがとう!」と声をかけるような、ちょっとした善意からの励ましができれば、あなたの自信はどんどん強くなるのです。


 緊張は自己評価の低さから来るものなので、緊張の理由に関わらず、相手を励ますことが大切です。 あなたが営業で商品を売り込もうとする場合、悪口を言われるのが怖いと思うのであれば、普段やるべきことは、人に厳しいことを言ったり、やる気をなくさせたりしないことです。


自分の動機付け(モチベーション)を高めましょう!

 競争の壁を取り払うことができれば、自分と同じ仕事をしている人を助けることが大きな種になります。 しかし、その前に、あなたが本当に望んでいることは何なのか、緊張の裏にある本当の理由は何なのかを見つけ出してください。そして、同じ悩みを持つ人を見つけ、その人を助けることによって、種を蒔くことができ、緊張もそのうち消えていくのでしょう。

 しかし、中には、「そうは言っても、私はただ営業しているだけで、更に高い目的は持っていないし、貧しい人のために募金活動しているわけでもない」と言う人もいるでしょう。


 ゲシェ先生が学生の頃、父親と一緒に師匠のところに面談しに行ったとき、師匠が父親に「何をされているのですか」と尋ねました。

 「私は大した仕事はしていない、ただ人のために家を建てているだけだ」と父親は言いました。

 師匠は「それは素晴らしいことだ、本物の男だよ」と言いました。

 父親は「大したことはない、生計のために家を建てているだけだ」と言いました。

 「違う! そんなこと考えちゃいけない。 あなたは人々に住む場所を提供するのだから、素晴らしい仕事をされているのだ。」と師匠は答えました。


 もっと高い理由を思い付けば、仕事のモチベーションも自然と上がるのです。

車を売っているのであれば、人の夢をかなえるために、どこかに行くための手助けをするために今の仕事をしているのだと思えばいいのです。 人は自分のやりたいことをやるためにどこかに行くのであって、それを可能にするのはあなたなのです。


 物を売るには必ず高い目的があり、その高い目的が相手の役に立ち、相手の家族を幸せにすることであれば、緊張も解けるはずです。


 誰でも他人と話すのは緊張するもので、特に初対面の人と喋るときはなおさらです。そのようなときこそ、相手に安心感や心地良さを与えるように心がけましょう。


 何も変えずに毎日同じことをしてもいいし、人のためにすることのモチベーションを微調整すればいいのです。

モチベーションが変われば、全く違う且つ強力な種を植えることができ、商談時の緊張を和らげるのです。DCIGシステムは2500年前の知恵から来ており、私たちの思考、言葉、行動による結果の9割はモチベーションから来ています。ですから、モチベーションをシフトすることで全く違う結果を導くのです。


今できること:

1.モチベーションを上げましょう。私が販売する商品(やっていること)は、人々の生活にどのように役立つのかを考えることです。

2.相手の緊張を軽減させましょう。話し相手も自分と同じように緊張していることもあると思うと、相手の気持ちも理解できるでしょう。

3.なぜ緊張するのかを明確に理解し、具体的な原因を特定し、いい種を蒔くことで、悪い種を潰していくようにしましょう。

4.出会った人に「素晴らしい!」と励ましてあげましょう 。周りで最も付き合いにくい人を選んで、励まし、祝福してあげるとよいでしょう。


モチベーションを上げ、他者への共感を持ち、そしてちょっとしたテクニックがあれば、どんなストレスも乗り越えられる自信が生まれてくるでしょう。


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